A 海外の取引先を対象とした取引信用保険です。
信用危険とともに非常危険(カントリーリスク)も補償します。
国内の取引信用保険は取引先の倒産による回収リスクのみを補償の対象とします。
これは、取引先の責めに帰すリスクであり、信用危険(Commercial Risk、Credit Risk)と呼ばれます。
しかし、海外の取引先との関係では、取引先の信用状態以外にも相手国に関わるリスクが存在します。
これを非常危険(Political Risk)と呼びます。
それぞれの国に対応したリスクであるので、カントリーリスクとも言います。
非常危険 Political Risk | 相手国による輸入や為替取引の制限・禁止 戦争・内乱・革命・テロ行為 支払国に起因する外貨送金停止 制裁的な高率の関税 港湾ストライキ |
輸出取引信用保険は、『信用危険』とともに『非常危険(カントリーリスク)』による債権回収不能も対象とするところに大きな特徴があります。
■ ご質問はこちらへ